よくあるご質問

痛みの感じ方は個人差がありますが、できる限り少なくできるよう努めております。当院では、インプラント手術の後に痛みと腫れについてのお申し出があったことは、ほとんどありません。

厳密には、インプラント治療が可能となる年齢に上限はありません。年齢よりも、全身の健康状態が良いかどうかが重要ではないかと考えています。そのため、全身の健康状態につきまして丁寧に伺います。

インプラント本体はかなり長期にわたって耐久性を持つものと考えております。しかし、インプラント治療の計画精度や実際の手術がどうであったか、インプラント治療後の定期的な検診とメインテナンスを怠ることなく丁寧に継続できたかによって、それが長持ちするかどうかは変化します。一概に何年くらい持つというのは断言できません。当院では、できるだけ長く快適にお使いいただけるよう、最善を尽くしております。

もちろんインプラントでの治療も可能ではあります。ただし骨や歯ぐき、粘膜の状態、噛み合わせの状態が重要となりますので、一度ご相談ください。

現在のインプラントは非常に進歩しておりますので、特別な場合以外では通常であれば95％以上は成功すると考えられます。

状況により、抜歯と同時にインプラントを埋め込むことも可能です。ただし、抜いた歯の部分に炎症が強い場合などでは、2週間から1か月待ってからインプラントをすべきケース、抜歯して半年くらい経過してからより確実な診断の後にインプラントを行う場合もあります。事前に担当医と詳しくご相談されるとご安心いただけるかと思います。

歯周病でもインプラント治療は全くできないわけではありません。しかし、一般的に歯周病の治療をしてからインプラントの手術をするケースが多くなります。

歯周病などが見られる状況でのインプラント治療は、基礎工事を全くせずに家を建てるようなものです。そのため当院では、歯周病の治療をせずにインプラント治療を行った例はありません。まずは歯周病を治すことが先決と考えております。

インプラントにしても歯磨きは必要です。インプラントもご自分の生まれ持った歯と同じように、むしろそれ以上にしっかりとメインテナンスすることが求められます。

インプラントを行うには一定量の骨が必要です。世界中の人と比べて、一般的に日本人は骨の量が少ない方が多いのが特徴です。骨の量が少ない場合は、骨を作る骨造成（GBR）という治療や骨移植を行うことでインプラントは可能になると考えております。当院でも6割くらいの方において、骨造成が治療計画に入ります。

一般的には、3か月くらいで治療が終わることが多くなっています。しかし、抜歯した直後や骨が少なく骨造成（GBR）や骨移植が必要な場合は、3か月～半年以上の治療期間が必要になります。